脱原発・放射能

利権によって動かない組織、我々の力で変えて行こう

電力が余っている、意図的に買い取っていない!?

2011-07-16 08:13:51 | 原発・放射能
【電力不足どこへ?東電社長「西へ融通検討」】


東京電力管内の自家発電 1600万キロワット
東電が実際に購入     160万キロワット


埋蔵電力の購入に消極的であり、電力が余っていることは
確かなようだ。


取材によると

東電からの要請がなく埋蔵されたままの電力があるという。


そもそも、東京電力管内の自家発電した電力さえ、
一部しか購入していない。意図的としか、思えない。



(報道ステーション)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=fuUd-3C94iw

(書き起こし)
東京電力の西澤俊夫新社長です。

今日、単独インタビューに応じたんですけれども、

驚きの発言が飛び出しました。

電力不足を理由に、企業や家庭に節電を求めているにもかかわらず、
今、電気はあまっているようです。



(社長)
国民の皆さんに本当にご迷惑とご不便等を
ご不安を含めてですけどおかけして
本当にお詫び申し上げたいと思います。

就任後、初めて、我々の単独インタビューに答えた
東京電力の西沢新社長。

その発言は、驚くべきものだった。

需給の安定を図るという形で
その時の状況を見まして

本当にその余力があって西の地域が
本当に厳しいということがあれば

これは相互に調整しあって

しっかり日本全体での安定供給に寄与できればと思っています。



電力の西日本への融通・・・



電力不足だとして企業や個人に電力の使用制限を
求めていたにも関わらず、

以外な実態があきらかになった。


現在、東電館内では「供給」が「需要」を上回っている


一方、関西電力・・・


関西電力の原子力発電所(全11基)
⇒4基:現在停止中
⇒6基:来年2月までに定期検査に入る

これらが、すべて再稼動できなければ
10基がとまることになる。



(質問)
自分たちががんばって生み出した電力を
融通するならもう少し節電和らげくれないかな、という声もあるのですが。

(社長)
まずは協力頂いている皆さんのご期待にこたえて きちんと
計画停電なしの安定供給をしっかり果たしてまいりたい覚悟ではあります。



東京電力は、
7月末には供給力が事故直後の1、8倍の
5680万キロワットに回復する見通しだ。

被災した火力発電の復旧に加え自家発電からの供給がある

それが、注目されている埋蔵電力だ

こうした埋蔵電力は、全国各地に点在している




(後藤琢也 取材内容)
こちら六本木ヒルズ・・・

地下に自家発電設備があり、3月と4月・そして今月
東京電力に電力を供給しています。


川崎市にある、味の素の事業所です・・・

こちらでも自家発電の4割もの電力を東電に
供給しています。


(質問)
埋蔵電力の購入に消極的という見方もあるが?

(社長)
そこは交渉させて確保していきたいというふうには
思っている
現場でいろいろあたっていることは確かなんですけど
(埋蔵電力は)結構めいっぱいのところに
来ているのかなという思いはある



こちらは、横浜市資源循環局 金沢工場・・・

余剰電力は新規の電力会社に売却しているが、
東京電力からの要請は来ていないということです。


こちらのJR東日本川崎火力発電所・・・

東京電力からの要請がないため、今のところ
余剰電力を供給していません。
出す体制は整っているとのことです。


埋蔵電力については政府も注目している

経済産業省はさらに期待できる埋蔵電力を
聞き取り調査の結果、およそ
120万キロワットと試算したが、

管総理は、その結果に納得せず、
再調査を依頼している。


(環境エネルギー政策研究所 飯田 哲也所長)
だいたい5000キロワット強、原発50基分ぐらいあるといういことです。

それが、統計上は46%使われているという数字になっています。

ピークの時だけ、埋蔵電力を買ってくることで、
十分しのげるんです。

あきらかに、国・経済産業省と電力会社は
電力不足を回避するためのベストの努力をしているように見えない


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