原発問題

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宮城県、土壌汚染の最大25万Bq/平方メートル。食品100Bq超590件。0.23μSv/h超の学校29校(H24年度)

2014-04-03 22:03:12 | 放射能汚染

宮城県、土壌汚染の最大25万Bq/平方メートル。

食品100Bq超590件。0.23μSv/h超の学校29校(H24年度)

<参考資料> これまでの放射線・放射能の測定と 除染にかかる県の取組
https://www.r-info-miyagi.jp/site/wp-content/uploads/2013/04/c56fb9bafe4a1cc2716ca9e62a6c92d3.pdf より抜粋引用

引用元:6頁

測定したもののうち、
特に多いのは柿、白米、じゃがいもなどとなっており、
100ベクレルを超過したものは 590 件あり、
そのうち約 9 割がきのこ類であった。
その他は猪肉、ゆず、栗などであった。

 

引用元:資料編-15

環境試料の放射性物質測定結果の概要(平成24年度)
土壌 最大値:250379Bq/平方メートル
    最小値:4100Bq/平方メートル

 

引用元:3頁

平成24年度
 最大値0.38μSv/h
 0.23μSv/hを超えた学校は、平成23年度の164校から、29校に減少

 

引用元:11頁

「平成二十三年三月十一日に発生した
東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により
放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法
(以下、「放射性物質汚染対処特措法」という。)」が
平成23 年8 月30 日に公布され、これに基づき、

石巻市、白石市、角田市、栗原市、七ヶ宿町、
大河原町、丸森町及び山元町の8市町が

平成23 年12 月28 日に、

さらに、亘理町が平成24 年2 月28 日に

「汚染状況重点調査地域」の指定を受けた。

石巻市を除いた8市町は、同法に基づき、平成24 年度当初に
除染実施計画を策定し、除染に着手した。

平成24 年度は「子どもの生活環境」を優先し、
各市町は学校・幼稚園・保育所や公園等の除染を実施した。

平成25 年度以降も、各市町それぞれ計画に基づき、
除染を進めていくこととしている。

 


(参考)放射性物質に関する基準値等について
http://www.r-info-miyagi.jp/r-info/kiseichi/ より

H24.6.8時点

○食品中の放射性物質に関する基準値(食品衛生法)平成24年4月1日から施行

放射性物質 濃度(Bq/kg)
放射性セシウム
(セシウム134,137)
飲料水 10
牛乳 50
乳児用食品 50
一般食品 100
※放射性ストロンチウム,プルトニウムなどを含めて基準値を設定
※経過措置により米,牛肉は平成24年9月30日まで,大豆は平成24年12月31日まで暫定規制値が適用される。
※経過措置により暫定規制値が適用される期間内に製造・加工された食品は,賞味期限まで流通が認められる。

 

○(参考)食品中の放射性物質に関する暫定規制値(食品衛生法)平成24年3月31日まで

放射性物質 濃度(Bq/kg)
放射性ヨウ素
(ヨウ素131)
飲料水* 300
牛乳*・乳製品
野菜類 (根菜,芋類を除く) 2,000
魚介類
放射性セシウム
(セシウム134,137)
飲料水 200
牛乳・乳製品
野菜類 500
穀類
肉・卵・魚その他
*食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値は,100Bq/kg

 

○肥料及び飼料中の放射性物質に関する暫定許容値

放射性物質 濃度(Bq/kg)  
放射性セシウム 肥料・土壌改良資材・培土・家畜用敷料*1 400
(セシウム134, 牛,馬用飼料*2 100
137) 豚用飼料*3 80
  家きん用飼料*3 160
  養殖魚用飼料*4 40
*1製品重量で400Bq/kgを超える敷料であっても使用できる場合があります。詳細は農林水産省ホームページを確認願います。
*2粗飼料は水分含有量8割ベース,その他飼料は製品重量
*3製品重量,ただし粗飼料は水分含有量8割ベース
*4製品重量

 

○汚泥肥料中の放射性物質に関する暫定許容値(汚泥肥料は農家向け)

放射性物質 濃度(Bq/kg)
放射性セシウム 汚泥肥料 200
原則:原料汚泥中の放射性Cs濃度が200 Bq/kg以下の場合については、汚泥肥料の原料として使用できる。
特例:原料汚泥の放射性Cs濃度が施用する農地土壌以下であり、かつ、1,000 Bq/kg以下であれば、汚泥肥料の原料として使用できる。

 

○環境省が定める一般廃棄物最終処分場(管理型最終処分場)に埋立処分できる基準値

放射性物質 濃度(Bq/kg)
放射性セシウム(セシウム134,137) 埋立処分 8,000
方針中の処分方法に従った埋立処分 100,000

 

○水浴場の放射性物質に関する目安値

放射性物質 濃度(Bq/L)
放射性セシウム(セシウム134,137) 水浴場の水 10



○調理加熱用の薪及び木炭の当面の指標値

放射性物質 濃度(Bq/kg)
放射性セシウム(セシウム134,137) 薪(乾重量) 40
木炭(乾重量) 280

 

○きのこ原木及び菌床用培地の当面の指標値

放射性物質 濃度(Bq/kg)
放射性セシウム(セシウム134,137) きのこ原木及びほだ木(乾重量) 50
菌床用培地及び菌床(乾重量) 200
経過措置対象:きのこ原木及びほだ木の前指標値(50Bq/kgを超え,150Bq/kg以下のもの)
経過措置の対象きのこ原木等を使用するきのこ生産者が所在する都道府県が、発生したきのこの放射性物質検査を行い、当該きのこが食品の基準値を超えないことを出荷前に確認することを条件として、自県内での使用に限り可能とします。

<参考>原子力発電所外に適用されている放射能に関する主な指標例PDF:206KB)(平成24年4月27日)-経済産業省-

 

 

(参考)一キロあたり100ベクレルは、東電原発事故前、放射性廃棄物と同等

一キロあたり100ベクレルは、東電原発事故前、放射性廃棄物と同等でした。
原子力発電所、その敷地内から出てくる低レベル放射性廃棄物。
黄色いドラム缶のなかに入れて、
厳重に管理されなければならなかったもの。
それと同じものを僕たちに安全基準として、国は与えているんです。
(山本太郎氏演説で)
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/e278f5f2797b711a91b1f1781fc5168d

 

 


 

宮城ホットスポット0.3μSVの中で生活する子供達 

ガイガーカウンターの警報音が鳴る町は福島だけではない

http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/46790dacc005a8ebf041278384949bc1 

「線量はどのくらいだ?0.27μSV?低くねえな。原発事故が起きる前は0.04μSVだったって言うんだから、やっぱり高いわな。他の地区に比べれば、低い方だけどよ」

菜の花の間を縫うように走る「あぶきゅう」を見送り、阿武隈川沿いを歩く。線量計は0.3μSVを行ったり来たり。時折、警報音が鳴る。ウグイスやカワセミの鳴き声に包まれて一時間ほど歩いたか。橋を渡り、しばらくすると宮城県丸森町に入った。大きな看板を過ぎると、警報音は鳴りっぱなしになった。「兜岩」の辺りでは、0.5μSVに達した。2時間ほど歩き続け、ようやく、国のモニタリングポストが設置されている「耕野まちづくりセンター」に着いた。モニタリングポストの値は、0.35μSVを超えていた。

センターの女性スタッフが嘆息交じりに語る。

この辺り一帯が、高い放射線量なのは誰もが知っています。ええ、0.3μSVを超えていますよね。でもね、ここで生まれ育った人たちばかりだから、避難するというわけにもいかないんですよ。故郷は捨てられないんです。反対に、他所から移って来られた方々は皆さん、町外に避難していきました」

  


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