「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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3/15に郡山→静岡・沼津に避難した女性から甲状腺乳頭がんの報告が寄せられています。

2012-05-15 21:30:34 | 福島第一原発と放射能

熊本の小野医師のところに、甲状腺乳頭癌になった、郡山避難者からの報告が届きました。

http://onodekita.sblo.jp/article/55872777.html

郡山から西日本に避難された30代前半の女性ということです。

 彼女の避難は比較的早く、3/15昼に郡山から沼津へ向かっています。半日以上かかっているため、福島でも、避難先の沼津に至る途中経過でも、放射能にあたっている可能性は極めて高いと思います。沼津でも被ばくは続いていますし、四月以降に、那須や会津にいたのは、郡山よりもましであったぐらいと解するべきと思います。おそらく一定以上の初期被曝と慢性被曝状態。しかも移動したことにより、逆に、軽く小さい微粒子を吸い込んだ可能性が考えられ、核種の状況から、多少、身体に与える影響の進行が速い可能性も考えられるかもしれません。これは、勿論推測でしかありませんが。

 肺がんの前がん状態の報告を高熱、膠原病、関節痛、呼吸苦などから、肺腺癌の前がんと診断。千葉の東葛地域の外に在住だった女性。として先月ブログに出しました。癌という単語が聞こえてきたのは、これで二例目です。

 通常のガンの進行ではありえない話ですから、もちろんこれを放射性物質の影響と断定することはできません。しかし、違うという根拠もありません。いろんな核種の影響が身体にどう及ぶのか、公に確認はまずありません。軍事機密的な可能性を除いて。

 こうした前代未聞の、稼働中の原子炉が三基もメルトスルー、メルトアウトし、大気中に大量の放射性物質が拡散している現実の中で何が起きてくるのか、冷静に、しかし緊張して、僕らは事態を見つめなければなりません。それは、ものすごく過酷で厳しい結果になると推測しています。

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関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から一年が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」

 

 「健康被害と思われる事象が顕著にあらわれている方は、僕までメール下さい。事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

また、16(水)山口・宇部、17(木)長崎、18(金)熊本、19(土)福岡・飯塚と20(日)北九州市の小倉と続くことは確定。さらに、27(日)東京・稲城の講演会詳細も入りました。

次のページで見やすく出しています。 http://www.kinositakouta.com

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【5/16(水)木下黄太を囲む夕べ in 宇部】

とき:2012年5月16日(水) 午後6時開場、6時半開演~9時終了

ところ:ヒストリア宇部  イベントホール(150人)
  http://www.historia-ube.jp/ 
  山口県宇部市新天町一丁目1番1号  TEL.0836-37-1400 FAX.0836-37-1401
参加費:一般900円 大学生500円 高校生以下100円 

参加には予約が必要です(電話・メールで、お名前・ご連絡先・参加人数をお知 らせください) 
託児 要予約(氏名・年齢をお知らせください)

主催:木下黄太さん講演会実行委員会
問合せと申込み
電話 080-6331-0960  (安藤:小出裕章さんのお話を聴く会)  
メール:http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012  「メッセージを送る」をご利用ください。

 

5/17() 木下黄太 講演 in 長崎】

 

 

 

 

震災がれきではなく避難者の受け入れが本当の支援につながるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

内部被爆、原発問題と向き合い、被爆地長崎だからこそ出来ることをみんなで考えてみませんか?

 

 

 

 

 

日時  2012年5月17日(木) 午後6時半開演~8時半終了(午後6時開場)

 

会場  松藤プラザ「えきまえ」いきいきひろば 第11号会議室 

 

 

 

定員  129人
     長崎県長崎市大黒町3-1 交通会館3階

 

交通アクセス JR 長崎駅 より徒歩1分

 

※ 会場には専用駐車場はありません。お車の方は近隣駐車場をご利用ください。

 

 

 

参加費  事前申し込み 800円  当日 1000円 (中学生以下無料)

 

 

 

申し込み ※事前予約をされる方はこくちーず又は問合せ先へお申し込みお願いいたします。

 

 

 

こくちーず http://kokucheese.com/event/index/36619/

 

 

 

問合せ先  電話 090-1817-8306

 

Eメール mirainokodomotati@gmail.com

 

        

 

※ お申し込みの際は、①お名前 ②ご連絡先 ③参加人数 をご記入ください。

 

※ 中学生以下の方が含まれる場合は、お子様の人数の追記をお願いします。

 

※ 小さいお子様をお連れの方は、膝の上でお願いします。

 

※ 運営をサポートして下さる方を募集しています。

 

ご協力いただける方は、上記アドレスまでご連絡ください。


主催  7世代先の子供たちのために美しい大地を守る会

 

 

 

【5/18(金)昼 木下黄太 熊本交流会】

「私達は避難してきて良かったの?熊本での生活のポイントを話そう」

日時 5月18日金曜日 開場 13時半 お話会・交流会 14時15分~16時15分(時間変更)

会場 新市街AZITO貸切(熊本市中央区新市街6-20玉屋通り)

費用 800円(以上のカンパ制)(お子様0円)親子共にワンドリンク付き 食べ物持込可

主催 海のピラミッド 運営委員会/熊本市に放射能測定室をつくる会 

共催・お手伝いしてくださる方募集・アピールタイムを設けますので資料などご自由に持参どうぞ
予約 clubpyramid@gmail.com(必ず交流会希望と明記を)
避難されたパパさんママさん避難してきて良かったのか悩みが尽きないのでは?熊本の瓦礫問題、中古車問題、人を受け入れるためのお話など、熊本の避難パパママさん中心でお話会形式で。質問時間を長めに取りたいと想います。店の貸切なので、全員がお子様連れなら20組程度、親御さんと少しのお子様連れなら、40名程度入れます。夜に講演会がありますが、まだ御騒ぎになるお子様がおられる場合はこちらにご参加下さい。大人しいお子様の場合、お時間が合う方でどうぞ。

 
【5/18(金)夜 木下黄太講演 in熊本】

「熊本への放射能瓦礫を止め、熊本を安全な食料で日本をリードする県へ」

日時 5月18日金曜日 開場 18時00分   講演 18時30分~21時00分

会場 城彩苑 多目的交流施設(誰もが知ってる熊本城すぐの城彩苑内部の交流施設です)

費用 800円(以上のカンパ制)

主催 海のピラミッド 運営委員会/熊本市に放射能測定室をつくる会  
共催・お手伝いしてくださる方募集・アピールタイムを設けますので資料などご自由に持参どうぞ
予約 clubpyramid@gmail.com(必ず講演希望と明記を)

城彩苑での講演会スタイルなので、お子様連れならお騒ぎにならないお子様のみでお願い致します。どうにも止まらない元気なお年頃でしたら昼の交流会の方でお願い致します。この講演会の後には新市街AZITO(熊本市中央区新市街6-20玉屋通り)にて懇親会も致します。

 

 

【5/19(土)木下黄太 講演 in 福岡・飯塚】

 

「みんなで考える原発講座8
 被災地は今 〜テレビでは知ることのできない本当のこと〜」  
 
日時 5月19日土曜日 開場 13時30分   講演 14時〜16時  
 
会場 イイヅカコミュニティセンター 4階401号室
 
前売り  500円
 
託児無料 17日までに要予約 (0948-22-1794またはshicchorukai@gmail.com)


主催 原発知っちょる会 / 後援:飯塚市教育委員会


問合せ/予約 0948-22-1794 (山口) shicchorukai@gmail.com


アテンドURL http://atnd.org/events/27420

 
チケット売り場 
 すみや商店 0948-72-0007 CAC化粧品フローラ 0949-22-8200
宮ノ上げんき なのはな助産院 ほっとひろば(飯塚市本町商店街内/月・火・木のみ)
 
 
【5/20(日)木下黄太 講演 in 小倉(北九州市)】

●避難者お話会×●木下黄太講演会×●グループトーク
「わたしたちが九州へ避難してきた理由」
http://hinanohanasi.blogspot.jp/

放射能の危険、被災地の実情、北九州の現状…被災者が求める真の支援とは?

*講演会のあと避難者の方々とのグループトークを予定しております

日時:5月20日(日)13時30分開場  14時開演
場所:北九州市男女共同参画推進センター・ムーブ5F大会議室 
会費:800円(大学生500円・高校生400円・中学生以下無料)
託児は受付終了致しました。ご了解ください。

定員150名・申込サイトから1名づつお申込み下さい。
   
http://kokucheese.com/event/index/34156/
     

主催・問合せ:震災避難者お話の会 北九州hinanohanasi@gmail.com
 
【5/27(日)木下 黄太 講演 in 稲城】
 
開催日:2012年5月27日(日) 13:00受付開始 14:00開演 16:30終了予定
 
稲城市立iプラザ ホール
 
最寄駅:京王相模原線「若葉台駅」北口から徒歩2分
 
料金:1000円
(中学生以下無料。必ず保護者の付き添いが必要です。)
中学生未満のお子様は、コメント欄に人数・年齢をご記入ください。
 
 
駐車場:
駅前のため無し 障害者スペース2台あり。車でご来場の方は近隣にパーキングがございますのでそちらをご利用ください。(有料)
 

申込み:稲城市内にお住まいの方はinfo@tokyo-inagi.comまでメールいただければチケットお届けします。
なるべく、グループでまとめてお願いします。
 
市外の方にはお届けができませんが、できればメールで予約下さい。             
 
 
 
主催:稲城 放射能から子どもを守る会
http://www.tokyo-inagi.com/
 
共催:放射No!拡散防止ネットワーク
   ごみ焼却を考える会InTama
http://blog.goo.ne.jp/tama-gareki
 
後援:子どもと未来をつなぐ会

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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21 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
瓦礫の署名 (みなとみらい)
2012-05-15 22:08:51
先程、署名TVを確認しましたが、まだ署名数が集まっていないものもあります。
まだの方は是非ご確認ください。


【緊急署名】 ガレキ受入やめて!@神奈川
http://www.shomei.tv/project-1899.html

【緊急署名】 ガレキ受入やめて@富山
http://www.shomei.tv/project-1886.html

ガレキ受入やめて@輪島
http://www.shomei.tv/project-1923.html

放射能がれき受け入れ反対 三重
http://www.shomei.tv/project-1928.html

汚染ガレキの受け入れ反対!!大阪・和歌山
http://www.shomei.tv/project-1911.html

緊急署名 瓦礫受入やめて@大阪
http://www.shomei.tv/project-1865.html

【緊急署名】 ガレキ受入やめて @沖縄県内
http://www.shomei.tv/project-1915.html

美ら島・沖縄への「東北汚染瓦礫の受入」絶対阻止
http://www.shomei.tv/project-1913.html
アルツハイマー (Unknown)
2012-05-15 22:48:45
私の祖母はアルツハイマーになってその後亡くなったのですが、西暦何年だったけってふと考えていて、症状が出たのが1987頃だったことに気付きました。これってチェルノブイリ事故の翌年なんだけど、関係あったのかもしれないとつくづく思っています。
Unknown (Unknown)
2012-05-15 23:25:42
ツイッターの中や福島や東北の知り合いや聞いた例で、すでにここ1年で 癌が発覚した例やなくなった例をたくさん聞いている。
福島に行って誰か調査出来る人調査して発表してくれないだろうか?これはもっと加速するだろうから、逃げれる人が逃げれるように事実を調査して発表してくれる人がいたら、せめて子供だけでも助けられないだろうか?
5やはり月中に試験焼却 (北九州市民)
2012-05-16 02:46:06
北九州市からの報告です。
試験焼却は延期になっただけで5月中には燃やされます!

今日、出張説明会で確認したこと
●5月中には何が何でも瓦礫燃やします●最終処分場関係者の反対で焼却灰を埋め立てられなくても試験焼却は絶対します●焼却灰はフレコンバックに入れて日明積出基地に置いときます●その後、フレコンバックの行き先がなかったら?それはその時考えます●仮設焼却炉は一機40億円するし、むしろ北九州市に運んだ方が安くつくんです●「そんなに嫌なら議員のリコールでもしたらどうですか?」●試験焼却の不合格ラインははっきりありません。試験焼却の基本的な考え方に沿って結果を検討します(アバウト)●北九州市にゲルマニウム測定器ありません。お金ない。最近、簡易ベクレル測定器が出たのでそれで測ります●ゲルマニウム測定するときは第三機関に頼みます(入札)その経費はいくらか?うーん…●石巻の瓦礫総量を環境省が出すけどまだ出てません。今週中かな●試験焼却は28日からの週ですかね。

結論:6月13日の議会で市長に受入れと言わせるため、そこから逆算して全てが動いています。受入れあり気の流れはまったく変わっていません。危機的状況です。全国の皆様、どうか力をおかし下さい。抗議下さい。

●環境局循環社会推進部循環社会推進課:電話:093-582-2187
●市長への抗議 電話:秘書室093-582-2127

市内は運動会シーズンなのに燃やす予定!
●北九州市教育委員会学務部学校保健課:電話:093-582-2381


北九州市の市民アクションhttp://hinanohanasi.blogspot.jp/
http://hinanohanasi.wa-sanbon.com/
単なる偶然 (中山憲)
2012-05-16 03:56:46
単なる偶然と信じたい気持ちでいっぱいです。ただ通常の甲状腺癌にしては進行が早すぎる気もします。
遺伝子検査をすれば放射能の影響をある程度除外(?)できると思うのですが。
仮に、もし仮にこれが放射能の影響だとすると、子供たちがとても心配です。
瓦礫広域処理の背景 (優ママ)
2012-05-16 04:00:37
先日、環境総合研究所の池田こみちさんの勉強会に行って来ました。

その中で、一番驚いたのは、日本の焼却炉数が世界各国と比べ、段違いに多いというデ-タです。

アメリカ、フランスの約8倍、ドイツに到っては約19倍です。いかに日本が焼却主義なのかが分かります。

原発同様、何の検証も無く焼却施設もどんどん建設され今に至る様です。ゴミが減少傾向にある自治体も施設維持に必死です。

瓦礫を受け入れる事に寄り、それに伴い焼却炉のメンテナンスも国が丸抱えとの事でした。

放射性ガン (Unknown)
2012-05-16 07:59:15
「通常は傷ついた遺伝子がガンになるまで数年から数十年かかる」のでしょうが 放射能被害の場合「通常」とは違って 遺伝子が物凄いスピードでガン化するのではないでしょうか?

広島、長崎、チェルノブイリなどでは全員が医師の診察を受けたわけでも 継続的な検診を受けたわけでもなく 被曝直後に引っ越して その後がわからない人たちも大勢いるので数字に表れないガン患者がいるかもしれないし ガンになっていたけれど直接の死因は心筋梗塞・自殺・事故死などで片付けられている人も多いのでは?

放射能被害に関しては まだわからない部分が多いので 今までの医学の常識にとらわれず あらゆる可能性を考える必要がある と思います。
が 医師たちの頭の中には「学会で承認されたこと以外は認めない」というルールが根付いてしまっているので…マトモなお医者さんを探すことから始めないと生き延びられませんね。難儀なことです。
被災地の人々 (ESWL)
2012-05-16 09:30:32
多くの援助を受けた被災地の人達。

西日本の人達がこれほど瓦礫搬入を拒んでも
心が痛まないのですか?
北九州市 (9)
2012-05-16 09:40:01
北九州市民さんのコメント読みました。
瓦礫拡散したい国はもちろんそれに言いなりの北九州市、酷すぎます。

健康を守りたいだけの民の声を踏みにじるなら、日本国憲法15条違反です。税金など払いたくありません。



「全体の奉仕者」(日本国憲法第15条)としての公務員
   明治憲法下の官吏=天皇に仕えた(天皇主権の下での公務員)
   日本国憲法下の公務員=国民に仕える(国民主権の下での公務員)
Unknown (halu)
2012-05-16 10:06:35
日常的に連絡を取っていないリアル友達で甲状腺乳頭癌で手術した人います。都内勤務の女性。
本人がブログに書いてました。
放射能とか全く気にしないで生活されてたと思います。
ただやっぱり、事故の影響かどうかの確証はないんですよね。

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