書き起こしは一番下につけましたが、短いので見て下さい。枝野幸男、細野豪志、地獄に墜ちろと思います。東電とアンタらのせいで、ここの町民は本当に地獄の底まで蹴落とされたんですよ?国民の多くがそれを一生忘れない。

[引用]
原発がある全国の市町村長と担当大臣が顔を合わせる年に一度の総会で、枝野経産大臣や細野原発担当大臣は冒頭のあいさつだけで早々に退席してしまいました。これに反発した­福島県双葉町の井戸川町長は、大臣席側に背を向けて窮状を訴えました。抗議のスピーチ、ノーカットです。
[引用ここまで]

大臣退席に双葉町長が抗議の...ノーカット1/2(12/05/11)

★双葉町の井戸川町長、大臣は帰ってしまって居ないので「みなさんの方を向かせてください」と大臣用の席に背を向けます。(3:22ごろから)

★最初から向きが180度逆になったまま始まります。既に誰も知ってる政府がとった措置の違法性。諦めずに皆で指摘し続けなければいけません。日本の国民は自治体首長をはじめ、霞が関・永田町にペコペコのままだと未だになめられてます。

たった10分の被災地自治体首長の訴えを受け止められないような政治しかしてない大臣や議員は早期に引きずりおろしましょう。本気で。

311以来、グルになってウソをつき通してきた事を暴露され指摘されてるとはいえ、こいつらマジで悪かったと思ってないんでしょうか。


こっち↓↓↓は倒産させたんですよ?JALは。OBも年金半減を了承しました。血税で埋め合わせてた会社からのカネだったので。もっと悪党の盗電が何故、給料どころかボーナスまで貰ってるの?清水元社長の退職金5億、電気料金から出てますけど。電力不足洗脳のための広告費も。


堕ちた翼 ドキュメントJAL倒産



[双葉町の井戸川町長スピーチ書き起こしここから:]
…はい、まず私は、言いたい事は紙に書いてきておりましたけれども、これは、大臣にお答えして頂きたいと考えておりますので、回答をあとで文書で頂いて、全員に回答をお願いしたいと思います。

それから、先ほど細野(原発事故処理担当)大臣が申されました、収束についてということですが、私が現場を確認したところ、収束しておりません。従って、野田総理が収束したと言われましたけれども、その後現場に入って確認しましたところ、事故は収束しておりませんので、大変大きな間違いを起こしているなという風に思っております。

まず、安全委員会のほうでもでもわかったという話でありますが、国会事故調の中で、斑目委員長が答弁していた、当時のSPEEDIの問題で、風向きの話がされていました。で、あの時、風向きについてはわからないと言いながらもですね、全く間違った風向きを答弁しておりました。

私はあの時ずっと風向きを見ておりましたので、あの言葉に対して、「このように嘘をつく方なのか」と、斑目委員長に対しては非常に疑念を新たにしたところでございます。

さて、きょう、近藤委員長が来られております。近藤委員長には去年私が何をされたかきっと憶えていることと思いますが、今もその気持ちでいっぱいであります。
[註:この発言で、原子力安全委の前委員長の斑目は出鱈目だったけど、近藤俊介がマトモだと誤解しないで下さい。次の記事でこの問題をとりあげます。]

3月11日以来、事故発生後、委員会は全力を尽くしてきたということでありますが、甚だ私たちにはその全力のことが伝わってきておりません。非常に残念であります。

ところで、きょうの毎日新聞の記事でありますが、推進派意向で修正結論。で原子力委員議案隠しということで、(隠蔽していたことが)認められました。
[註:5月11日毎日新聞朝刊、Web版は8日(近藤が隠蔽否定)9日(内閣府が隠蔽を認める)]

これは私は非常に重要な内容だと思っております。これをですね、、このような形で、今までもやってきたのか、と。我々立地において、色々いま、事故に遭って、避難生活の中で、冒頭に書いておりました、情報隠しによる不信について、これは全くその延長線であると、反省なんかどこにもないなという風に思っております。

さらに、従って、再び昨年の、この場で近藤委員長さんに申し上げた私の気持ちは、もっともっと強くなってしまった。この疑念がですね。我々はやはり、正当な業務をして頂く原子力委員会であって欲しいという風に念願しておきたいと思います。これはあとで、調査を求めたいと思います。

(3:20ごろ)
さて、私はせっかくの機会ですので、え、きょうはですね、もう大臣がいません。もう帰って。もう、向きを変えたいと思います。(3:28ごろから画面左向きだったところ右向きへターン。)
双葉町 井戸川町長 大臣席に背を向ける1
双葉町 井戸川町長 大臣席に背を向ける2
双葉町 井戸川町長 大臣席に背を向ける3
双葉町 井戸川町長 大臣席に背を向ける4
皆さんの方を向かせてください。


我々は今どういう状況に置かれているかということを、報告させて頂きたいと思います。

まず、避難を指示されましたけども、その後、本当にありがたいなとか、責任をとってくれたな、ということが一切、感じられることがありません

賠償。さきほど各大臣、言いましたけども、我々は減った分、損した分の賠償を求めてるんですが、これすら今否定されております。

賠償支援機構法というとこにあります目的の中に、原子力発電所の円滑な安全運転をすることを目的とするような、文言が入ってるんですね。賠償支援機構法の中にですね、我々のところにお金が届くというのは、全く今、入ってくるのかどうか解りません

本当に、一体、遅々として、東京電力がいったいその責任を考えてるのか、と、政府もその責任をしっかり考えてるのか、と、言葉は、細野大臣は「しっかり責任をとる」なんて簡単にやさしい言葉を皆さんの前でいってますけれど、我々にとってはとんでもない、今置かれている姿は、棄民であります。棄てられた国民であります。

野田総理は「大事な国民である」と言いましたけれども、私はいまそのような状況に感じていることはありません。なぜならば、未だに、一向に進展しないまま、災害救助法の法の枠の中で、避難生活をさせられております。

これが、本来であれば、事故原因者が住むところを用意して、職場もすべて用意して、そこに移ってくれと、大変申し訳なかったと、そういう中でやってくれるんであれば、ああこれはと許せることもありますが、決してそういうことは一言も聞いたことがありません。

もう、たとえばですね、除染作業、これは市町村の責任のもとにやって下さいという文言に変わっちゃってるんですよ。しかも全県に振りまかれた放射能には持ち主がいません。無主物ということで、責任者がいません。

そのような中で、県内の各市町村は、泣く泣く除染作業しておりますが、この新聞にあるように、効果が出ておりません。また再び、校庭の放射能の線量が高くなってきておる。そんな中に、子どもたちが被曝しながら、毎日生活しております。

法律にはちゃんとあるんですね。管理区域の中では飲み食いをしてはいけない。

[1/2]
管理区域の中では飲み食いをしてはいけない。あるいは10時間以上滞在してはいけない。1ミリシーベルトが限界、となっていても、多くの県民が、そのような中で毎日暮らしてるんです。

これ、納得している県民もいますが、多くの子どもたちは納得するすべもありません。避難するすべもないんです。

避難する権利、これが、憲法で謳われる基本的人権からいっても、あるはずですが、こういうのも無視された中で、今、我々が双葉郡として、あるいは各町村として、色々譲歩しておりますが、要望は受け取ってもらえますが、具体的に、なんらやってくれたな、本当だな、というところが、あまり感じられません。

その挙句に、私どものところに、中間貯蔵施設を設けろと、政府は言っています。新たな迷惑施設を受け取る。それは、放射能が濃いからお前んとこに置け、と。放射能が濃くて住めないなら、なおさら、除去してみて頂きたい。完璧に戻して頂きたい

もう我々双葉郡の組長、もうみんな町民からやいのやいのと要求が来てます。我々、受けざるを得ない。町民にとってはやはり、組長であり、気概なんです。色んな要求来ますが、受けるだけで、はけ口が無い。我々は訴えても、それが、明確に答えて頂けない。

こんな中で、原子力政策というのはあっていいんだろうか。今までは、安全だ、絶対安全だ。閉じこめる。止める。冷やす。ということで、安全だ、ということで、表だけを見せられてきました。

こう、いつも表だけを見せられてきました。しかし私たちは、今度裏を見ましたらば、その対応は惨憺たるものでございます。
ご理解頂きたい。

本当に、安全を求めることが、そして安心を求めることが、みなさんにとって、やがて、廃炉、そして、燃料の隠蔽、これも大変大きな問題となりますが、やはり、我々が皆さんの代表として、今、一番最悪の状態に、きてるってことです。

私も、爆発の時に現場に居まして、それも二回目ですが、空から爆発物が降って来ました。もうこれで終わりだなと思いましたけれども、まだ、生きております。

命の限り、色々訴えて参りたい
と。

しっかりするのは誰ですか?私どもが苦しい思いをして毎日を暮らすというのが、いいんでしょうか?責任が、我々にあるのか、ということですね。

今、福島県内からお前が出した放射能だから早く持ってけって、言われております。双葉郡は、責められております。あれほど交付金貰っていい思いしたんだから、と。これは県にも異質(?)交付金が入っております。核燃料で入っておりますが、このことは県民知りません。

私どもだけが、交付金の立地でいい思いしたんだという、この宣伝の中で、苦労しておるのでございます。多くの、もっともっと多くのお話をさせて頂きたいんですが、時間が限られますので、このようなところで。

一日も早く、元通りの生活をさせてもらいたい、このように思うんです。どうぞ、ご声援をよろしくお願いいたします。
[書き起こしここまで]



井戸川町長が掲げていた毎日新聞の『議案隠し:「原子力推進派意向で修正検討」事務局認める』という記事、毎日の記者が取材した結果白状したような形ですが、違います。町長が関与しているとは思えませんが、電事連や経産省側が仕組んだ壮大な仕掛けの可能性もあります。次の記事で取り上げます。