動物虐待罪ゼロをめざして
~Animal SOSプロジェクト~

寄付受付開始日:2021/06/01

  • 領収書なし
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私たちクリステル財団はAnimal SOSプロジェクト~Save One’s Smile 虐待のない世界~を始動します。

一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル

プロジェクト概要

更新日:2023/10/02

動物虐待罪ゼロを目指して

皆さん、こんにちは。一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル代表理事の滝川クリステルです。

私たちは、2014年の設立から、2020年を目標にアニマルウェルフェアの向上と犬猫の殺処分ゼロを目指す「プロジェクトゼロ」、生態系の頂点に立つ絶滅危惧種を守り生物多様性保全に取り組む団体への支援をする「プロジェクトレッド」の両軸で活動を続けてきました。

2020年は記念すべき年となる予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により私たちの暮らしは一変しました。人と人との距離が離れることで社会からより「孤立」してしまう人、また人々の不安を増大させることで動物、児童、女性などへの虐待が増えていると言われています。

動物虐待事犯の検挙件数は、平成24年の29件から令和3年は年間170件に増加し、悪化の一途をたどっています。
日本獣医生命科学大学においては、虐待が疑われる動物の不審死体の解剖を年間200件以上実施していることから、実際の虐待事案はより多いと考えられます。

警察庁「令和3年における生活経済事犯の検挙状況等について」をもとにクリステル財団が作成

動物虐待は、2019年に動物愛護管理法が改正され厳罰化されました。しかしながら、動物虐待への対応は各地域の警察や自治体によるところが大きく、地域によって対応にばらつきが見られます。法改正による厳罰化や各自治体の対応に頼るだけではなく、私たち一人ひとりが見過ごさず、もう一歩行動を起こすことで、虐待や暴力が減っていくのだと思います。

猫の多頭飼育崩壊現場。多頭飼育に起因する苦情件数は年間2,149件に上る(平成30年度 環境省調査)

2021年6月1日から、私たちクリステル財団はAnimal SOSプロジェクト~Save One’s Smile 虐待のない世界~を始動しています。
動物虐待を見逃さない・見て見ぬ振りをしない、動物虐待は重罪であることを広め、動物虐待から派生する児童虐待や女性に対する暴力への連鎖を未然に防ぎたいと考えています。

活動の一環として、LINEヤフー株式会社にご協力いただき、
・Yahoo! JAPANのサイトより「動物虐待+市町村名」で検索すると、自治体の通報先が分かる仕組みの支援
・現場で動物虐待に対応できる行政獣医師を含む獣医師の育成、虐待対応を行う動物虐待専門家への支援
を行っています。
もし動物虐待を見つけたら、Yahoo! JAPANで「動物虐待+市町村名」で検索してください。これまでより迅速に通報先が見つかります。

また、動画、冊子、グッズなどを通じた啓発活動を実施しています。
第一弾として、絵本「きみには、きこえる?」を制作し、全国の図書館や学校などに配布しています。あわせて「あなたには、みえますか?」というアニメーションも制作し、クリステル財団YouTubeで公開しております。

Animal SOSプロジェクト~Save One’s Smile 虐待のない世界~ロゴマーク

2021年、私たちは、虐待や暴力のない世界の実現に向けて新たなアクションを起こします。コロナ禍からポストコロナに向けて、まず動物から活動をはじめ、だれも望まない連鎖を生み出さないように、こういう時代だからこそ皆さんと力をともにし、健全な関係を育むことができる社会をつくりたいと思っています。皆様からのご支援、ご賛同お待ちしています。

メールマガジン配信をご希望の方

当財団のメールマガジン配信をご希望の方は、下記アドレスに件名・本文は入力せずにそのままメールを送信してください。
空メールを送信されますと、後日登録完了ご案内メールを返信いたします。
info@christelfoundation.org

寄付金の使いみち

皆さまからいただいたご寄付は、年間200件以上の動物虐待問題に対応している日本獣医生命科学大学シェルターメディスン研究分野(*)を通じて、以下の2つの活動の支援に使わせていただきます。


1.動物虐待に対応するための獣医師の人材育成と登録
・人材育成研修会
・育成プログラムの確立
・育成人材の登録管理 等

2.動物虐待罪対応
・動物虐待が疑われる動物の不審死体の解剖検査(DNA検査、CT検査、MRI検査、毒性検査、溺死の藻類検査を含む)
・積極的虐待に関わる動物の評価および管理
・多頭飼育崩壊視察
・動物取扱業視察

皆様からのご支援、ご賛同お待ちしています。

(*)日本獣医生命科学大学のシェルターメディスン研究分野は、動物虐待、災害時の動物管理や伴侶動物の集団適正飼養など、地域の動物問題に対応する獣医学として発足しました。本研究分野では、PHES(Population Health and Education Services)委員会を設置し、動物虐待等を含め、適正飼養を視察/監視/指導できる認定獣医師制度の確立を目的としています。

活動情報

更新日:2023/10/02

啓発アニメーション動画:「あなたには、みえますか?」

日本獣医生命科学大学シェルターメディスン研究分野では、環境省との連携で、平成29年度より行政獣医師に対して研修・教育を行い、動物虐待対応の強化にあたっています。一方、動物愛護管理法改正後の行政獣医師の実務をバックアップする体制については、いまだ整備されていない部分もあり、人材不足等が課題となっています。動物愛護管理法の運用を促進し、より一層多くの獣医師が現場で活躍することで、適正飼育の徹底、動物虐待罪を未然に防ぐことにつながります。

飼い主に熱湯をかけられ重度のやけど。そのほかにも、頭部外傷もあり、てんかん発作を起こしていました。今は新しい飼い主の元で幸せに暮らしています。

また、日本獣医生命科学大学シェルターメディスン研究分野では、これまで全国の自治体や警察から依頼を受け、年間約300件以上(累計549件以上)の動物虐待の対応を行っています。

多頭現場で全身が皮膚炎で、長期狭いところに拘束されていたため背中も湾曲していた。今はすっかりきれいなり、幸せに暮らしています。

動物虐待にはさまざまな状況があり、積極的な虐待が行われているケース、ブリーダー・ペットショップの運営が立ち行かなくなり動物が取り残されるケース、一般の方が多頭飼育崩壊してしまうケースなどが存在します。

一般家庭のネグレクト。ガリガリで手を尽くしましたが、2頭はすぐに亡くなりました。

全国の自治体や警察からの問い合わせへの対応には、移動費、調査費の不審死体の解剖検査(DNA検査、CT検査、MRI検査、毒性検査、溺死の藻類検査を含む)などの費用がかかる一方、継続的な活動費がないのが現状です。

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プロジェクトオーナー

一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル

一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル(Christel Vie Ensemble Foundation)のVie Ensembleは、フランス語で「ともに人生を歩む」「一緒の命」という意味。人間と動物のお互いの命が共存・共生し、調和する社会の実現を目指しています。

犬猫の殺処分を1頭でも減らすだけでなく彼らのアニマルウェルフェア向上を目指し、保護犬・保護猫の認知拡大・譲渡促進、そして動物ボランティアを増やすための活動などを行う「Project Zero」と、生態系の頂点に立つ絶滅危惧種を守り生物多様性保全に取り組む団体を支援する「Project Red」の活動に取り組んでいます。

2021年6月より、動物虐待防止のため、そして、虐待・暴力の連鎖を生み出さないための啓発活動を目的とした「Animal SOSプロジェクト~Save One's Smile 虐待のない世界~」(Project SOS)を始動しました。

一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルは、「アニマルウェルフェアに則った犬猫の殺処分ゼロを目指して」プロジェクトも行っております。当プロジェクトについては、下記「この団体に関するプロジェクトはこちら」ボタンよりご確認ください。

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